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オリジナルジャージの作成方法

こんにちは、いつもブログを見ていただきありがとうございます。

初めてジャージを作る際には様々な問題等があると思います。

「自分たちだけのオリジナルのジャージやジャケットを作ってみたい」

「お洒落でオリジナリティを出したものを作りたいけど、難しそう」

「カタログや有名な人気プロチームのジャージをベースにするとどうしても他のチームとかぶりそう」

そのため作成にあたっては難しそうで不安になる方が多いのではないでしょうか。

今回は他の人と被らないオリジナルジャージを作る際の方法やメリットとデメリットを紹介します。

1:オリジナルジャージの種類

オリジナルジャージの作り方は大きくわけてオーダーメイドと既製品のジャージで制作する方法の2種類があります。ここでは、それぞれのメリット、デメリットについて紹介します。

・完全に1からオーダーメイドで作成する場合

メリット:1から作るのでサイズだけではなく、素材や色、デザインの細部にこだわる
ことができます。また、自分たちの体のシルエットに合ったジャージ
を作ることが可能です。吸汗や速乾性が高いドライ素材を選ぶのがおすす
めです。

デメリット:1からこだわって作成するので自分たちのこだわったジャージが制作できる
ものの当然値段は高くなります。また、1からの作成ということもあり、
制作や納期に時間がかかります。

・既製品のジャージで作成する場合

メリット:先程述べたオリジナルジャージに比べると当然リーズナブルに制作すること
ができます。プロチームが着用しているデザインやサイズ展開なども幅広く
あります。そのためカタログのなかから選ぶだけで自分たちにあったジャ
ージが簡単に作成することができます。商品の在庫があればチーム名や番
号などをプリントしていく流れとなります。作成時間や納期もオーダーメイ
ドに比べると早くなります。

デメリット:有名な人気ブランドの既製品はカタログなどからアイテムを選ぶことにな
るので他 チームとデザインが被る可能性が大いにあります。

既製品であってもデザインやその他、素材についてはストレッチ性や耐久性など、最近のものは品質も良く一定のクォリティも保証されています。

オンラインシュミレーターがあれば画像で確認できるので利用してみることをおすすめします。サンプルを取り寄せてみるのも良いでしょう。

2:マーキングの種類

ジャージのベースが出来たからといってそのまま注文される方は少ないと思います。

多くの方はチーム名や背番号、エンブレムなどを入れるのではないでしょうか。

これをマーキングといいます。マーキングと一口にいっても様々な種類がありますので、それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

・ラバープリントとは

ゴム状の樹脂を形成してプリントする方法で、アクリルラバーが一般的です。
ほとんどの部活やサークルなどのユニフォームで幅広く使用されている定番の方法になります。

メリット:着色が簡単で様々な表現が可能です。

デメリット:ひび割れ。細い線が消えてしまう。細かすぎる文字などには向いていませ
ん。

・転写プリントとは

転写用フィルムに文字やデザインを印刷して熱や水を使って転写させる方法です。
アイロンプリントをイメージしていただければ分かりやすいと思います。。

メリット:凹凸のあるものにも印刷が可能です。転写用フィルムにデザインしたもの
を貼り付けるので自由度が高いのが特徴になります。

デメリット:最大のデメリットは素材が限定されることです。ポリエステル素材のみで、
テカリが出ます。高圧高温の場合で加工する場合は風合いが硬くなります。

・シルクプリントとは

色ごとに金枠や木枠のデザイン版を作成してヘラなどで伸ばして写す方法です。
主にTシャツ作成などで用いられているシンプルな方法となります。

メリット:一度作成するとデザイン版があるので何度でも作ることが可能です。また
枚数が多い場合にも問題なく対応することができます。耐久性にも優れて
いるのが特徴です。

デメリット:色ごとにデザイン版が必要なので複数のカラーを採用する場合は割高にな
ります。また枚数が少ないと割高になってしまいます。

・昇華ワッペンとは

いわゆる定番のワッペンです。ワッペンには昇華転写プリントワッペンと昇華刺繍ワッペンがあります。硬めのベース生地にプリントで作成したものか刺繍で作成したものとなります。鮮やかなグラーデーションを楽しむこともできます。

メリット:プリントでは写真なども転写できますので細かいデザインが作成できま
す。価格についても安く作成することが可能です。刺繍では立体感がでます
し、耐久性も抜群になります。また、高級感がある点も魅力です。

デメリット:刺繍ワッペンは価格が高くなります。また刺繍ですと細やかなデザインが
出来ません。昇華転写ワッペンはプリントなので安く作成できる点がメリ
ットですが、刺繍のワッペンと比べるとチープに見えてしまいます。     

・刺繍とは

細い糸を何度も何度も重ねながら文字やロゴを入れるものです。学生時代の体操服に自分の名前が入っているのを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
耐久性が抜群なので長く利用される場合はこちらがおすすめです。

メリット:立体のある仕上がりで高級感があり、どの加工よりもしっかりとしていて
耐久性が抜群です。

デメリット:作成に時間がかかり、価格も高くなります。チーム名を背中全体に入れると
言うよりは、シャツやパンツにポイント的に胸元や袖に名前、背番号、ロ
ゴなどをいれるのに最適です。

その他

わからないことがあれば気軽にお店に問合わせてみましょう。専門店などのスタッフであれば経験が豊富で情報を持っているので安心です。注文の枚数が少ないと送料が高くなる可能性があります。サッカーなどの団体競技ですと送料については安くなるか、無料となる可能性があるかもしれません。

まとめ

以上ですが、いかがだったでしょうか。できるだけ他のチームのデザインと被らずにオリジナルジャージを作るのであればオーダーメイドでの作成がオススメです。しかし既製品でもオリジナリティを出せますので色々とカスタマイズしながら作成しましょう。当たり前の話ですが希望するこだわりが強ければ強いほど時間と料金がかかります。自分たちが納得のいくオリジナルのジャージを制作しましょう。